カード開発ならではの視点で、
一からチームで作り上げていく
「ポケモンカードゲーム」の世界観を追求する
私の所属しているアートデザインチームでは、ポケモンカードゲームのパッケージやロゴ、カードフォーマット、その他周辺サプライ(デッキケースやデッキシールド、コインなど)といったポケモンカードゲームにまつわる幅広いデザインを担当しています。
どの仕事でも共通して気を付けているのは、『ポケモンカードゲームの世界観を守ること』です。たとえばパッケージのロゴなども、一目見て「あ、ポケモンカードゲームの商品だ!」とわかってもらえることが理想です。
また、その「らしさ」を維持しながら、「どうしたらポケモンカードゲームのデザインの中に新鮮さを取り入れられるだろう」と意識しています。難しいこともたくさんありますが、毎日楽しみながらチャレンジしています。
グラフィックデザイナー 2019年入社
何度もトライして、磨き上げていく
商品のコンセプトによってデザインのテイストも変わってきますが、どんな商品でも、主役となるポケモンの形状や魅力が一番良く伝わるようにデザインすることを心がけています。たとえば、初めてポケモンカードゲームを手に取る人に向けたスターターセット*であれば、スタンダードな印象にするなど、商品特性も踏まえてデザインを考案します。
商品のロゴや、記載する情報がパッケージに合っているかなど、何度も考え直して最終デザインを決定します。大変な作業に聞こえるかもしれませんが、修正を重ねて、その商品がどんどん良くなっていく過程は、嬉しさとやりがいを感じます。
平面だけでなく立体のデザインも考えられるのも楽しいところです。「箱の形状をどうデザインするか」「売り場ではどんな風に見えるのか」「シリーズの商品の統一感はあるか」といったアイデアを商品に盛り込んでいけることも、やりがいを感じるポイントです。
* 60枚のカードで構成されたデッキと、ダメカン/マーカーなどの対戦に必要なアイテムがセットになった商品です。
幅広い視野を持ち、チームで作り上げていく
明るく賑やかな雰囲気のチームで、打ち合わせなども楽しく行っています。いかにも「会議」という堅苦しい感じではありません。チームで協力するというスタンスなので意見は出しやすいですし、細かいことの確認や相談も気兼ねなくできます。
また、パソコンやソフトはもちろん最新のものを使えますし、在宅勤務制度もあるので、出社と在宅勤務を調整できます。基本的に直接コミュニケーションを取りたいので、可能な限り出社する様にしています。特に、色校正や出来上がったサンプル確認などの業務のときは、デザイナーとして直接目で見て確認したいので出社します。集中してデザインの仕事をしたいときや、会議などが落ち着いているときは在宅勤務にしています。
入社したてのメンバーにはマンツーマンで先輩がつきます。商品理解を深めて制作の目線に合うように、業務のやり方の資料をまとめて共有するなど、しっかりフォローできる体制があります。試行錯誤しながら、ものづくりをすることが好きな人が、楽しんで働ける職場だと思います。たとえば印刷や紙にも興味があれば、「どういう風に光沢を出そう」「手触りをどう良くしていこう」など、アイデアを考える幅が広がると思います。