ライフステージとともに変わる働き方と、
ポケモンの世界をつくる喜び
社内外のクリエイターを繋ぎ、『Pokémon GO』の世界を拡張する。
クリーチャーズでは、『Pokémon GO』に登場するすべてのポケモンの3DCGモデルデータと、アバターモデルの着せ替えアイテムの制作を担当しています。
そのプロジェクトで私は、プロジェクトマネージャーとして、全体のリーディングや進行管理を担当しています。主な業務内容としては、追加するアイテムの内容や制作スケジュールについて、株式会社ポケモン、Niantic, Inc.の開発チーム、社内の各部門と打ち合わせしながら、人員や制作工数などの調整を行っています。プロジェクトメンバーのみなさんが制作したアイテムが『Pokémon GO』に実装されて、SNSでユーザーが盛り上がっていたり、売上が好調だったりするととても嬉しいです。2021年は多くのプレイヤーにアバターでのファッションを楽しんでいただき、クリーチャーズがデザインから手がけたアイテムも好評でした。自分たちのアイデアが採用されて、形にできる環境はとても魅力的だと思います。
アルバイトとして入社して以来、ポケモンカードゲームのテスターから、『ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~』のデバッグと開発アシスタント、『ポケパーク2 ~Beyond the World~』のゲームデザインまで、さまざまな立場から開発に携わってきました。そうした経験を通じて、ゲーム開発では多くの人が関わるからこそ、遠慮をせずに伝えるべきことをしっかりと伝えることが大切だと考えています。社外の方とも、日頃からフランクに連絡を取り合うように心がけています。
制作管理 / 室長 2009年入社
ライフステージの変化とともに、働き方は変えられる
『ポケパーク2 ~Beyond the World~』の開発プロジェクトを、ゲームデザインチームの一員として最後まで手掛けた後に、産休・育休を取得しました。2年ほど休んだ後、同じチームに復帰しましたが、最初の1年程度は5時間勤務、2~3年目までは残業なしの8時間勤務と、子育ての時期に合わせてゆるやかに働き方を変えることができました。より時間の拘束が短い部署へ異動したり、担当プロジェクト数を減らしたり、時短でも無理なく対応できるような環境を整えてもらいました。子育てをサポートしてくれる制度は、年々整備されて、よりフレキシブルに働き方を選べるようになっています。
また、最近は制度として在宅勤務も選択できることも、とても助かっています。以前は帰宅時間が遅く、子どもの夜ごはんは学童や祖父母にお願いしていたこともありましたが、在宅勤務が中心になって、自分で夜ごはんを作って子どもと一緒に食べられるようになりました。子どもと過ごす時間も増えて、夜はポケモンカードゲームをしたり、学校の宿題を見たりと一緒に過ごせています。
今は業務時間を調整しやすい運営プロジェクトを担当していますが、いつかまたゲームの制作にも挑戦したいと思っています。
広がっていくポケモンの世界を内側から見つめる喜び
子どもの頃からポケモンが好きで、中高生の頃も休み時間にポケモンの絵を描いていました。ですので、自分がプレイしていたゲームの開発現場に入って、実際にゲームができ上がっていくさまを見られるのはとても嬉しい体験でした。『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』というニンテンドー ゲームキューブのゲームでヘルガーの3Dモデルを見て「めちゃくちゃカッコいい!」と感じてヘルガーが好きになったのですが、入社後にその3Dモデルをクリーチャーズが手掛けていたことを知ったときは驚きました。同時に、プレイヤーには見えない部分もすごく手間をかけて作られていることを知りました。『ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~』でピカチュウが走ってどこかにぶつかるという一つの動作をとっても、コリジョンという衝突の判定を行う機能の細かな設定を行っているのを初めて見た当時は「すごいなぁ……」と思いました。
ポケモンというコンテンツに感じる魅力は昔も今も変わりませんが、入社前は2Dドットだった『ポケットモンスター』シリーズも、数年後には3DCGが本流になり、時代が変わっていく様子を目の当たりにしました。また、私が中高生の頃はまだ、ポケモンの絵を描いていたりするのは、一部のゲームが好きな子供たちだけだったように思います。今ではさまざまな人が、ポケモングッズを身に付けているのを見かけるようになりました。ポケモンが国民的、世界的なコンテンツになっていることを日々感じています。